実家はちょっぴり貧しい。ただ両親のからの愛情はすんごかった。
親は儲からない仕事をコツコツと
自分の思春期には反抗期がありません。
なぜなら、親の苦労をよく見ていたからです。
父は、自宅に小さな工場を併設して、製造された大量の部品をやすりでバリを取って使えるようにする仕事でした。
ベイクライト加工業というんだとか。
昔アメトークで、町工場芸人をやったときにそんな話をしていました。
当時とはいえ、中学卒業で就ける仕事なんてそのくらいしかなかったのでしょう。
朝から晩までやって、事務仕事から帰ってきた母が夕食後にその仕事を手伝っていました。
そのくらい儲からなかったわけです。
そんな仕事でもコツコツと貯めてきたお金が全額教育費として子供たちにかけられるわけですが、こういうお金の使い方に優先順位をつけることは、母や母方の祖母から踏襲されてきました。その話はまたの機会に。
姉・弟3人 親に舐めたことを言ったことがない
話は戻って、反抗期って、まずは家庭への不満や文句から始まりますよね。
私の場合、親がこれ以上できないくらいに仕事をしていたから不満や文句のひとかけらも出せないわけなんですよ(^^;)
ちなみに、上の姉は世界最大の金融グループHSBCで働き、下の姉は倍率100倍の難関を突破して日本航空の客室乗務員になります。
いわゆる勝ち組ってやつなんですが、親に舐めたことを一度も口にしたことがありません。
それだけ親に感謝はしているのでしょう。ちなみに私もです。
人をバカにしてお金を稼ぐ人
よく、YouTubeで年収が高い人が、大卒ではない人、年収が低い人、仕事ができない人のことを「無能」って言って笑いものにするじゃないですか。
本当の「無能」は、自分より立場が弱い人のことをひたすらマウンティングして、立場が強い人にはひたすら根拠のない畏怖をする、中途半端なプライドしか持たない人のことを言うんだと思います。