いま思い出したら泣けるし笑える 公認会計士の早朝テスト
会計士受験生は9月から早朝テスト=サバイバル が始まる
会計士の勉強をしていたのが約20年前。
合格率8%だったんですけど、合格率8%って、100人受けたら92人は落として8人だけ受からせる感じなんですよ。
だから、基本、落ちるんですね。
まあ、私も2回落ちましたんで。
当時の会計士試験は、5月に「短答式(5択)」、短答式に受かったら「論文式(記述)」、11月後半に合格発表、みたいなスケジュールなんです。
なので、とりあえず5月の短答式に向けて勉強するわけなんですが、9月から早朝テストが始まるんです。
平日ほぼ毎朝7時45分から1時間のテストを受ける。
終わったら30分の解説を受けて、10時から通常の授業が始まる。
9月はみんなやる気もあるので、ほぼ全員が7時45分に集まるわけです。
スタッフさんも総動員で、満杯になった教室の席の案内をする。
こんな感じで、初月は、人、人、人でてんやわんや。
ただ、問題はだんだん難しくなっていくわけです。
すると、10月、11月、12月とだんだん受ける人も減ってくるんです。
1月になると、出題内容は本試験レベル。感覚的に受講生は9月の5分の1くらいまでに減ります。
教室はガラガラ。生き残り何人といった感じなわけです。
3月以降は全国模試やら、それが終われば短答式の追い込みがあるので、早朝はいったんお休み。
再開する6月は、もはや10分の1くらい(^^;)
早朝テストで最後までまともに問題を解けたら、短答式はまず落ちない。論文もやらかない限り普通に受かる。
そうとまで言われていたテストでした。
私は、早朝テスト2度とやりたくないですね。