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元AKBの川崎希さんが合格した「宅建」とは?なぜ人気なのか

宅建とは

最近、元AKB川崎希さん、お笑いのサブングル加藤さん、筋肉アイドルで慶応卒の才木玲佳さんが宅建試験に合格したとのニュースが飛び込んできました。

有名人には宅建を持っている方は何人かいるみたいですが、単年でこれだけの人数が合格したニュースは初めてなのではないでしょうか。

いろいろな資格を持っている清川ですが、宅建の合格は本当に立派!

だって、二度と受けたくない資格ですから(^^;)

宅建とは、宅地建物取引士の略。

そのネーミングの通り、「宅地」とは土地のこと、「建物」とは建物のこと。

それらを売ったり買ったりすることを仕事とするために必要な資格のこと。

ちなみに、宅建はれっきとした国家試験。

つまり権威のある資格なんです。

まず合格率を見ていきましょう。

つい最近終わった2023年の結果は、

受験者数:233,276人

合格者:40,025人

合格率:17.15%

まずまずの狭き門と言えます。

宅建があるとできることは2つ

宅建にできることは、2つ

①不動産屋には5人に1人は宅建を持った人を置かなくてはいけません。

例えば、社員が13人の不動産会社があったとしましょう。

この場合、13人÷5=2.6→3人

つまり、この会社には3人の有資格者を置かなくてはいけません。

言い返せば、いるだけで役に立つ資格なんです。

違反すると、刑事罰があります。

 

②売買契約書と重要事項説明書を読み上げることができる

部屋を借りたことがある方なら記憶にあると思います。

売買契約書と重要事項説明書にサインをするときに、絶対立ち会わないといけないのが宅建の有資格者。

これが宅建の「独占業務」となります。

これに違反しても、刑事罰があります。

①②ができるのが宅建の特徴と言えます。

人気になった背景

これは個人の感想ですが、2つあるかなと。

①不動産屋に勤務している人「登録講習」という研修を受けると、本来50点満点のところ実際には解く問題数は「45問」。残りの「5問」は無回答で「正解」扱いになる。

1点2点を争う宅建試験で、これの制度は不動産会社に勤務する方にとって非常に有利となりました。

ちなみに、清川が合格した2004年はこの制度はありませんでした。

 

②誰もがチャレンジできるし、頑張れば誰でも合格できる試験ということが広まった

冒頭で紹介した芸能人のコメント見ると、共通して言っているのが「去年は落ちたが今年は頑張った」ということ。

司法試験や公認会計士試験は正直、誰がやっても合格できるとは限りません。

でも宅建は、数学のセンスは不要。特に効率的な勉強法もあまりない。

基本的に暗記中心なので、誰もが半年頑張れば合格できる点。

勉強的なものにチャレンジしたいときに、まず宅建から取ってみようと思い方はとても多いです。

清川も公認会計士の勉強が苦戦していた時に、ドロップアウトしても困らないように宅建を取りました。

終わりに

毎年4万人近い合格者を出しても、実際に不動産会社に勤務している人の大半は無資格者です。

なので、宅建に対する需要はまだ続くと考えられます。

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