経済人の視点でBREAKING DOWNに思うこと
おなかを切る思いでVIPで初の観戦
FPアートリエールの客層だと1度は見たことがあるはず。
不良や元格闘家による1分間の格闘技の試合
11月23日、BREAKING DOWNを観戦してきました。
結論としては、
・KO率が高く、とても楽しかった
・試合は、14時~21時 非常に疲れた
・煽りVTRを短縮してほしかった
・VIP席についてきた22時からのアフターパーティの招待券
あれは後日にしてもらいたかった(^^;)
・客層はあまりよくないものの、乱闘騒ぎは皆無
BREAKING DOWNへの批判
①てめえ殺すぞ、おめえなんか弱えーんだよ、といった煽りやトラッシュトーク→子供に見せたくない
②学校で、まね事をする子供が出てきた→いじめの増長
③ヘッドギアなしの殴り合い→いずれ死人が出る
④BREAKING DOWNはただの金儲け。プロの格闘家よりも全然弱い
①②は主に視聴者からの批判
③④は主に格闘技関係者からの批判
経済人としてこう思う
清川自身、RIZINのトップ選手も所属したCAVEという格闘技ジムに通っていますし、ジムのスポンサーもしているし、食事も頻繁に行います。
少しではありますが、格闘技界にお金を落としている経済人として言いますと…
結論として、BREAKING DOWNはお金を稼げる初めてのコンテンツだということ。
逆に、これまでの格闘技は本当に稼げない。
従来の格闘技の基本的にファイトマネーは1試合たったの3~4万円。
年に何試合もできない、ピークは30歳、試合が決まってから2か月足らずで10キロ近い減量。これで1試合3~4万円。
チャンピオンでもファイトマネーだけでは生活ができないレベル。
強くなりたいなら仕方ないでしょみたいな、やる気の搾取というはあんまり好きじゃないですね。
反対に、BREAKING DOWNの選手は、ファイトマネー、その知名度からYouTubeや飲食店といったところで現金化できたことでしょう。
格闘技がきっかけで、これまで以上の生活ができた。喜ばしいことじゃないですかね。
それでいて、弱いくせに金儲けだけして…みたいな批判てどうなんでしょうね。
僕は、格闘技に限らず、サッカーでも野球でもバスケットボールでも、行きつく先はお金だと思っています。
スポンサーが付いてお金が稼げるから目指すのか、目指す人が多いからスポンサーがお金を付けるのか。
卵か鶏かの話はさておき、やはりお金を稼げないスポーツってどうかと思います。
そして従来お金を稼げなかったことが当たり前の格闘技の中で、急にお金を稼ぐ人たちが出てきた。
うらやましいのか何なのか、それに対する批判て、正直醜いなと思ってしまいました(^^;)
あと、BREAKING DOWNが有名になって、ジムへの入会者、体験希望者が本当に増えたそうです。
BREAKING DOWNがいいか悪いかは置いておいて、格闘技の裾野を広げたことはプラスと受け止めるべきでしょう。
それについては、誰も賞讃していないようですが。
あ、批判①②については、単純に「見せるな」でいいと思います。
YouTubeにはもっと暴力的な映像が溢れかえっていますよ。