結構面白い、行動経済学

夜は、FP相談の予約が入りやすいので、朝ブラジリアン柔術をしています。
日常の「あるある!」を経済学にしたもの
今日は、「行動ファイナンス」という、難しそうで「あるある!」みたいな話。
行動ファイナンスって心理学と経済学を掛け合わせたもので、最近のノーベル経済学賞でしばしば受賞する分野なんですよ。
あまり見慣れない図表を載せました。
ちょっと解説しますね。
①人は、客観的に見て20%しか起こらないことを、思い込み(主観的に)で30%で起こると思ってしまう。
要は、低い確率でしか起こらないのに、高確率で起こると思ってしまう。
②人は、客観的に見て70%で起こることを、思い込み(主観的に)で60%で起こると思ってしまう。
要は、高い確率で起こすことなのに、思い込み(主観的に)で低い確率でしか評価しない。
①の例は、例えば、宝くじで7億円当たる確率って、2000万分の1なんです。
でも、買っている当の本人は心のどこかで当たると思っていて、当たってもいない宝くじで家族でケンカになったりってよく聞きましたよね(^^;)
航空機事故が起こる確率も250万分の1なんですが、やたら心配する人多かったり。
反対に、②だと、大地震が起こる確率が70%に対して、まあ起こらないだろう思っていること。
株式暴落の可能性が高まるくらい株式市場が過熱しているにもかかわらず、自分も株式を買わなきゃ!と思って、買ったら暴落。みたいな。
全部に関して確率で表現することは難しいですが、人は確率を見誤るし思い込みで行動するってことですね。
私は学者ではないので、「確率」について何でも知っているわけではないですが、「正規分布」というのを使って投資信託の儲かる確率を考察したりはできます。
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