最近話題の円安 為替レートってどうやって決まるの?
まず金利。金利が安いと「円安」になる。
安い金利の国→高い国 に資金が流出。
なので、円安。
こういう理解で大丈夫でしょう。
経済学的には、先物カバー付き金利平価といって、将来の予想為替レートを金利差で割り引く、みたいに習います。
よくわからないと思うので(僕も計算式ではわかるんですが理屈がいまいちわからなかった(^^;))、最初の理由で覚えておけばOKです。
物価が下がると「円高」になる
経済学的には、購買力平価説って言います。
日本の物価が2倍になれば、2倍の円安になります。
例えば、いまのレートが、1ドル=140円 。ビッグマックが3ドル。日本では420円だったとしましょう。
3ドル=420円 で均衡します。
もしアメリカのビッグマックが6ドルに値上げした場合、6ドル=420円 でレートは均衡します。
ということは、1ドル=70円 が理論上の為替相場になります。
となると、いまは日本に比べると、アメリカは物価高。これについては「円高」要因です。
いまは、物価「安」による「円高」の影響力を、「金利差」による「円安」が勝っていることになります。
貿易で負けたり、国債をたくさん発行すると「円安」
①貿易で負ける(経常収支 赤字)→他国に負債を抱える→他国の通貨でたくさん払う必要がある→円安
②円建ての国債をたくさん発行→円に対する希少価値(リスクプレミアム)が減る→円安
ニュース
日銀総裁の発表や、FRBの発表で円安、円高どっちになるか世間が動く
今現在の円安は、物価安と金利安がぶつかって、金利安が勝っていると思っていれば大丈夫でしょう。
日銀HP
購買力平価について難しく書いてあります。
金利平価について難しく書いてあります。
くれぐれも読まない方がいいです(^^;)