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迷惑系ユーチューバーさん、あんまり変なこと言っちゃだめよ(^^;)

iDeCo/つみたてNISA で老後は安全と言っちゃっている迷惑ユーチューバー(^^;)

普段FP相談を受けていると、こんなもので資産運用をしています、というシーンにはよく出くわします。

そりゃ銀行に預けていても増えませんから、資産運用をされている方が多いのは不思議なことではないでしょう。

ただ、不思議な光景としては「iDeCo」と「つみたてNISA」に対する絶対的な信頼性。

迷惑系ユーチューバーの言うことを鵜呑みにしている方が本当に多い(^^;)

迷惑系ユーチューバーって、iDeCo/つみたてNISA をやっていれば安心って平気で言っちゃっている人のこと。

もう一度復習。iDeCo/つみたてNISA は投資の勝ち負けじゃなくて、税金の話

iDeCoもつみたてNISAも、ここでは細かいルールを解説しないとして、「税制上のメリット」という点はみなさんご存じでしょう。

ここで、「税制上のメリット」をよーく考えてみよう。

「税制上のメリット」って運用で勝ったものに対して、「非課税」にしたり「軽減」したりと、何らかの税金のメリットがあることを言うんですよ。

勝っても税金をかけません。それってそんなにメリットありますかね(^^;)

私は、負けたらそもそも税金はゼロなんだから、メリットなしじゃん、って思っています。

投資信託なんだから、「勝ち」も「負け」もある

iDeCoも、つみたてNISAも中身は「投資信託」が大半ですよね。

投資信託って投資なので、勝ち負けがあるんですよ。

だから、iDeCoとか、つみたてNISAだって負けることは十分にあります。

国が敷いた制度だから、安全なんてだなんて全くないです。

投資信託の勝ち負けに、国が保証でも入れたのかな?

みなさん、AとBどっちがいいかちょっと考えてみてください。

制度A:投資信託で勝っても、課税しません。

制度B:投資信託で負けても、国が全額穴埋めします。

ただ、勝ったら20%課税します。

どっちがいいかと言ったら、絶対「B」でしょ。

結論、投資信託は、余裕資金の範囲内でやる

iDeCoもつみたてNISAも、勝つか負けるかどっちに転ぶかわからない。

だったら、負けて困るお金はかけない方がいいと思います。

勝てばラッキー、負けても想定の範囲。

人生掛けてやるもんじゃないと思います。

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