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野原家、さくら家、磯野家 どれが一番ライフプランが楽か

まずは時代背景の設定

①さくら家…昭和50年。 1975年くらい

②磯野家…現在。 大谷翔平が登場した

③野原家…現在。 スマホを使っている

まずはさくら家から。

友蔵おじいちゃんが年金暮らし。

おばあちゃんも年金暮らしだろうから、自分たちの生活費 +α は大丈夫だろう。

一方、ひろしお父さんの稼ぎはどうか。

あの暮らしぶりを見るとごく平均的な水準と言える。

お父さんの仕事は確か、八百屋。

今後ビジネスの拡張を臨むのはちょっと難しい。

なので、暮らしぶりがよくなることはまずないから、まるちゃんとさき子お姉ちゃんに教育費がかかり始めると収支と財産は圧迫される。

そして、友蔵おじいちゃんとおばあちゃんが亡くなれば、確実に収入は落ちる。

高度成長期の日本とは言え、さくら家のライフプランはちょっと難しいかな…

磯野家は、時間軸で考えるとこれからきつくなる

磯野家は、高級住宅街・世田谷区桜新町に平屋の庭付き一戸建て という資産家。

家族構成。

磯野波平…54歳 年収1500万円

フネ…50代 専業主婦

カツオ…11歳

ワカメ…9歳

フグタマスオ…28歳 早稲田卒

サザエ…24歳 専業主婦

タラオ…3歳

の2世帯住宅

時間軸的にきついのは、カツオとワカメの年齢に対する、波平さんの年齢

4大卒までに、カツオ・ワカメそれぞれ11年、13年かかる。

一方波平さんは、現在年収1500万円とのことだが、6年後定年。

再雇用で働くとしても、収入は激減する。

となると、定年後の教育費と生活費は、これまでの蓄えと65歳からの年金による。

先祖代々続く桜新町の土地は手放さないだろう。

勤務先の海山商事の年金制度がよっぽどよくても、今後の生活費、子ども2人の教育費を捻出するのは容易ではない。

やはり、蓄えを取り崩す必要はあるだろう。

ただ、どうだろう。

波平さん、外で飲むの好きだし、ゴルフやるし、家族全員で大谷翔平を見にアメリカまで行くくらいだから、いくら持っているやら。

※番外編。

フクダ家は、かなり安泰だろう。

28歳で早稲田卒(島耕作も早稲田)のマスオさんの年収はまだまだ上がるだろう。

磯野家に払っている家賃+生活費もそれほどでもないはず。

結構貯めこんでいると思われる。

優勝は野原家 情報がたくさんあるのも理由の一つ

家族構成

野原ひろし…35歳 年収600万 ローン年数32年

みさえ…29歳

しんのすけ…5歳

ひまわり…0歳

ひろしの勤務先は、双葉商事の営業部第2課係長

事業部制を取るほどだから大きな会社だと思う。

そして、ひろしは高卒。

新卒18歳で入社して17年後に年収600万・係長であることを考えると、仕事もできるし今後の昇給も見込んでよいだろう。

何だったら、退職一時金、企業型確定拠出年金も充実していると思われる。

自宅は、東武スカイツリー線の春日部駅(急行が止まる)。

いまは、東武スカイツリー線と半蔵門線が乗り入れているため、大手町まで40分もあれば行けるという実は好立地。

不動産価格の上昇はそれほど見込めないとはいえ、著しい下落も考えなくてよいだろう。

ローン終了:67歳

しんのすけ4大卒時:53歳

ひまわり4大卒時:58歳

住宅ローンこそ定年後も続くが、子供二人の学費はしっかり定年前に終わる。

この辺は、磯野家よりも時間軸はしっかりしている。

一つ改善点としては、サトーココノカドーのネットスーパーを利用すれば、車は不要だろう。

駐車場代はかからないとは言え、車両購入費、車検、車両保険、ガソリンなども考えると、車は持つべきではないだろう。

というわけで、フグタ家を除けば、ライフプランが楽な家族は、野原家になると思う。

次回は、野比家で考察したいと思います。

 

 

 

 

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