小学生でもわかる、関税のこと

関税ってなに?
「関税(かんぜい)」が毎日メディアを賑わせています。
関税とは、外国からモノを買って日本に入れるときにかかる“入場料”みたいなお金のこと。
たとえば、アメリカからお肉を日本に持ってくるとき、日本のルールで「このお肉を売るには、1個につき○円の関税を払ってね」と言うことができます。
じゃあ、なんでそんなお金を取るのか?
それには3つの理由があります。
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理由は3つ トランプ関税は3つ目の理由が影響している
① 自国の産業を守るため
もし外国からすごく安い商品がたくさん入ってきたら、自国の会社が作っている商品が売れなくなってしまいます。
関税をかけることで、外国のモノがちょっと高くなって、自国のモノもちゃんと売れるようにしています。
② お金を集めるため
関税で集まったお金は、国のお金(税金)になります。
このお金で学校や道路をつくるわけです。
③ ルールを守ってもらうため
もし外国の国が日本に対して変なルールを押しつけてきたら、日本も「じゃあ関税を上げるよ!」ってやり返すことができます。
そうすることで、おたがいにフェア(公平)にしようとするわけです。
でも関税が高すぎると、外国とケンカになることもあるから、世界では「ちゃんと話し合って決めようね」というルールがあります。
今回のトランプ関税は3つ目の理由が影響しているようです。