お金が貯まらない…と悩む独身女性へ。今日から変わる3つの習慣
30代、40代で独身というと、自由なライフスタイルを送っているように見られることも多いかもしれません。けれど実際には、「将来に対する漠然とした不安」と、「なかなか貯金ができない現実」のはざまで悩んでいる方も少なくありません。
実際、毎月それなりに収入があるのに「なぜか貯まらない」「気づけばカードの支払いがギリギリ」…そんな状況に心当たりがあるなら、今日からできる“3つの習慣”を取り入れてみてください。
①「なんとなく家計」からの脱却|見える化が第一歩
一番多いのが、「なんとなく使っている」状態。
お金の流れが把握できていないと、収支のどこを改善すべきかもわかりません。
まずはアプリやExcelなどで1か月の支出を分類してみましょう。
すると、「意外とコンビニで月2万円」「ネット通販で合計3万円」など、気づいていなかったクセが見えてきます。
家計管理は、自分を責めるためではなく、“未来の自分の味方になる”ためのもの。
記録は正確に、振り返りはやさしく。これが続けるコツです。
② 「老後はまだ先」ではなく「老後も今から始まっている」
「老後はまだ先」と思いがちですが、老後資金の準備は早ければ早いほどラクになります。
たとえば、月3万円を20年間で運用すれば、利回り次第では1,000万円以上になる可能性も。
逆に、50代になってから慌てて貯め始めても、月10万円以上必要になるケースもあります。
最近話題の「新NISA」や「iDeCo」などの制度をうまく活用すれば、非課税で運用することもできます。
将来のために“貯金+資産運用”のバランスを持つことが大切です。
③ 「目的別口座」をつくって、使っていいお金と分ける
「お金があると使ってしまう」タイプの方におすすめなのが、目的別の口座管理。
たとえば、下記のように用途別に分けてみましょう。
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生活費口座(毎月の家賃・光熱費・食費)
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予備費口座(冠婚葬祭・急な出費用)
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将来資金口座(老後・住宅資金など)
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ごほうび口座(旅行・趣味・自己投資など)
こうすることで、「どこまで使っていいか」が明確になり、無駄遣いがグッと減ります。
また、生活費や将来資金は“自動引き落とし”で先に取り分けておくのがコツです。残ったお金が“使っていいお金”という意識が自然と身につきます。
最後に|お金に強くなるのは、ほんの少しの意識の差から
「私はお金のこと苦手だから…」という方ほど、お金と上手に向き合う力があります。
なぜなら、自分のお金に責任を持ちたいという思いがあるから。
ちょっとした習慣の変化が、1年後・10年後のあなたの人生を変えていきます。
将来の自分のために、今日から一歩踏み出してみませんか?