1. HOME
  2. ブログ
  3. その他
  4. 投資の勉強が必要がないんじゃなくて、そもそも勉強方法がないのよ。これをわからない人が多すぎる。
BLOG

FP・税理士・公認会計士のブログ

その他

投資の勉強が必要がないんじゃなくて、そもそも勉強方法がないのよ。これをわからない人が多すぎる。

投資の勉強が必要がないんじゃなくて、そもそも勉強方法がないのよ。これをわからない人が多すぎる。

最近、YouTubeで資産運用の動画をたくさん見て、すっかり投資に詳しくなったつもりの「自称NISAマスター」が増えた気がします。

「オルカンが最強!」

「S&P500を積み立てれば大丈夫!」

「長期投資なら負けない!」

はいはい。もういいですから(^^;)

ちょっと聞きたいんですけど、MSCIって何ですか?

アルファって何ですか?

標準偏差は?

こういう話になると、途端に会話が通じなくなる方も少なくありません。

いや、知らないことが悪いわけではないんです。

知らないのに、投資を全部理解したつもりになっていることが問題なんです。

一方、ありがたいことに、FPアートリエールの相談者さんは皆さん本当に真剣です。

わざわざ時間を作って相談に来られるわけですから、こちらの話にも熱心に耳を傾けてくださいます。

本当にありがたいことです。

そもそも「投資の勉強」って何?

さて、ここからが本題です。

よく「投資は勉強しなくても大丈夫」とか「投資の勉強をしましょう」と言いますよね。

でも、私は少し違うことを考えています。

そもそも、本格的な投資を体系的に勉強できる機会が、一般の方にはほとんどないんです。

これを理解している人があまりにも少ない。

私自身の経験をお話しします。

私は公認会計士試験に合格しています。

では、公認会計士になった瞬間、投資に強くなったか?

NO, IT IS NOT.

CFPの資格を取得したときはどうか。

お金についての知識は広がりました。

でも、投資そのものに圧倒的に強くなったか?

これもNOです。

では、証券アナリストに合格したときは?

YES, IT IS.

私にとっては、まったく違いました。

証券アナリストの勉強は、想像以上だった

もともと証券アナリストを目指した理由は、そんなに大げさなものではありません。

「これに受かったら金融に強くなるのかな?」

「ちょっとやってみようかな」

そのくらいの感覚でした。

ところが、片足を突っ込んだ瞬間に面食らいました。

標準偏差。

最小二乗法。

回帰分析。

微分、偏微分。

債券のデュレーションやコンベクシティ。

何ですか、これは(^^;)

それまでにも難関資格の勉強はしてきましたが、証券アナリストの学習内容は、また別の意味で尋常ではありませんでした。

金融商品を数学や統計学で分析する。

企業価値を計算する。

リスクとリターンを数字で捉える。

相場の動きを、感覚ではなく理論で理解する。

勉強を進めるうちに気づいたんです。

「ああ、これが本当の投資の勉強なんだ」

と。

同時に思いました。

「投資を理解するために、ここまで勉強しなければならないのか……」

と、何度も(^^;)

合格したとき、投資を見る目が変わった

そして、苦労の末に証券アナリストに合格しました。

そのとき、自分の中で明らかに変わったものがありました。

それは、金融商品を見る目でした。

以前は「この投資信託、上がりそうだな」と思っていたものを、今では別の角度から見るようになりました。

どれだけのリスクを取っているのか。

そのリターンはリスクに見合っているのか。

市場全体が上がっただけなのか。

それとも運用そのものに付加価値があるのか。

こうしたことを数字で考えられるようになったんです。

ちなみに、私自身は証券アナリストになってから、これまで投資で負けたことがありません。

もちろん、これは私個人の経験であって、今後の利益を保証するものではありません。

ただ、投資を判断するための引き出しが格段に増えたことは間違いありません。

YouTubeを何百時間見ても、それだけでは届かない

誤解してほしくないのですが、私はYouTubeを否定しているわけではありません。

投資を始めるきっかけとしては、とても便利です。

でも、動画を何百時間見たとしても、それだけで金融理論や統計分析を体系的に学んだことにはなりません。

オルカンやS&P500を買うことと、投資を理解することは別です。

そして、ここが一番言いたいことです。

投資を本格的に学んでいないことを、恥ずかしいと思う必要はありません。

普通の生活をしていて、そこまで勉強する機会なんて、ほとんどないんですから。

問題なのは、そこに到達していないのに「もう全部分かった」と思ってしまうことです。

だから私は、相談者さんに証券アナリストの勉強をしてほしいとは思いません。

そんなことをするために相談に来られているわけではありませんから。

難しい部分は専門家が考える。その結果を、相談者さんが理解し、納得して選べるようにする。

それが私の仕事です。

NISAも、iDeCoも、変額保険も、投資信託も。

「みんなが買っているから」ではなく、「自分にはなぜ必要なのか」で判断してほしい。

YouTubeで勉強したつもりになっている方には、少し耳の痛い話だったかもしれません。

でも、投資で大切なのは、知っている単語の数でも、見た動画の本数でもありません。

自分が何を理解していて、何を理解していないのか。それを知ることです。

「自分の投資、本当にこれでいいのかな?」

そう思った方は、ぜひFPアートリエールにご相談ください。

自称NISAマスターになる必要はありません。

必要なのは、NISAを信じることではなく、お金の仕組みを理解して判断することです(^^)/

清川英哲

この記事の執筆者

清川英哲 FPアートリエール代表

  • ファイナンシャルプランナー
  • 公認会計士
  • 税理士
  • 証券アナリスト
  • 宅建士

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品・取引を推奨するものではありません。個別の判断は家計状況、目的、リスク許容度などによって異なります。

関連記事

YouTube 家計の見直しCH

チャンネル登録はこちら

3時間無料相談
3時間無料相談 相談日時の
ご予約
詳細内容