最近、「YouTubeで投資を勉強しています」という方がとても増えました。
手軽だし、無料だし、何本か見ればなんとなく「わかった気になる」。
でも――

実際は、「勉強したつもりになっている」だけではありませんか？

「知った気」になって、実は何もわかっていないという落とし穴

投資系YouTubeの多くは、エンタメに寄せた「情報風のコンテンツ」。
視聴回数を伸ばすためにインパクトのある表現が使われ、本質は語られていないことも多いです。

そして怖いのは――
見て「自分も投資で勝てる！」という勘違い。
あるいは、間違った理解のまま商品を買ってしまう。

さらに、よく見かける「元銀行員」「元証券マン」「現役ＦＰユーチューバー」といった肩書きの人たちもいますが…

FPや元銀行員・元証券営業に“投資の本質”はわかりません

ハッキリ言います。
銀行や証券会社で本当に投資を学んだ人間は、休みを返上して勉強を経て、証券アナリスト試験に合格し、海外転勤や本社（丸の内）のファンド運用部門にいます。

営業マンは「売ること」が仕事。
「その投資信託が本当にいいのか？」という視点で判断できる知識は持っていません。

私、株式や投資信託を本当の意味で理解できたのは、証券アナリスト試験に合格したあとでした。
（ちなみに、公認会計士や税理士でも投資理論は別分野なので、知らない人がほとんどです）

「リスクって危ないことでしょ？」と思ったあなたへ

多くの人が、投資で「リスク＝危ない」と思っています。
でも、投資の世界で言うリスクとは、**価格の振れ幅（＝標準偏差）**のこと。

• ある投資信託のリスクが「20％」と書いてあったら？

• そもそもリスクって数字化するんですよ(^^;)

• それは「危ない」ではなく、

• 「各リターン Ri と 平均リターン Rの差を2乗し、それらをすべて合計し、観測数 nから1を引いた数で割った値の平方根」を計算したら「２０％」と計算されたものです。何のことだかわかりませんよね(^^;)

こんな基本的なことも、YouTubeやFP資格の勉強では出てきません。
これを初めて聞いて「なるほど」と思った方――
やはり、知識が合って信頼できる人から学ぶべきです。

投資の相談は、絶対に“証券アナリスト”に

投資を相談する相手として最も重要なのは、「肩書き」ではなく「中身」です。
FP・保険営業・元金融機関――どれも表面上の知識しか持っていないことが多い。

投資とは、数字と論理の世界です。

• ファンドの「アルファ」や「ベータ」

• 「標準偏差」と「相関係数」

• 市場ごとのリスクプレミアム

こういった体系的知識がなければ、本当に良い商品を見極めることはできません。

まとめ｜投資の勉強は「手軽さ」ではなく「正確さ」で選ぶべき

✔ YouTubeで勉強しても、正しい行動にはつながらない
✔ 多くの配信者は“プロのように見える素人”
✔ 投資を理解したければ、証券アナリストに聞くのが唯一の正解

投資で失敗したくないなら、最初から正しい知識を持った人に教わることです。

「何となくわかった気になってたけど、危なかったかも…」
そう感じた方は、ぜひ一度、私・清川までご相談ください。

証券アナリストとして、数字と論理に基づいた「本物の投資の基礎」を、わかりやすくお伝えします。