世界トップ金融機関の戦略マネジャーから学んだ、投資信託と世界経済の“リアル”
先日、証券アナリスト協会主催の投資信託関連セミナーを受講してきました。
講師はなんと、世界トップ3に入る外資系金融機関の戦略マネジャー。いわば、世界経済の動きを最前線で把握し、それをファンド運用に反映させる立場の方です。
率直な感想を一言で言えば、世界経済のスピードは想像以上に早い。この感覚に驚かされました。
テスラが投資信託から外されている理由
たとえば、かつては成長株の代表として組み入れられていたテスラが、最近では多くの投資信託のポートフォリオから除外されつつあります。その理由は公には語られていないことが多いですが、電気自動車の優位性の低下、バリュエーションの問題、AI戦略の方向性など、極めて専門的かつ深い視点が背景にあります。
YouTubeでよく耳にする「S&P500かオルカンを買っておけば間違いない」という意見は、残念ながらこのようなグローバルな資産運用戦略の最前線とは大きなギャップがあります。
証券アナリストとしての限界と強み
私は、公認会計士および証券アナリストの資格を持っています。
とはいえ、KPMGのような大手監査法人もすでに退職しており、外資系金融のインサイダー的立場にはいません。そのため、最新の世界経済動向を“生の情報”として常時得られるわけではありません。
しかし、世界トップの金融機関が組成した投資信託の評価・分析は可能です。
証券アナリストとしての専門知識を活かし、ファンドの中身(組入銘柄、リバランス方針、リスク指標など)を解析し、「本当に買うべき投資信託」を見極めることができます。
YouTubeでは得られない「真の情報」とは?
SNSやYouTubeなどで、元銀行員・元証券マンの方が発信する資産運用情報が人気ですが、彼らが持っているのは営業としての経験であって、投資理論の専門性ではない場合も少なくありません。
自慢ではないですが、お金の座学だけに関しては清川は日本で一番勉強してきた自信はあります。公認会計士も証券アナリスト試験も過酷さは尋常ではなかったです(^^;)
多くの人が精神的に追い込まれながら、ファンド運用理論、数理モデル、リスク管理などを徹底的に学びます。これを乗り越え、世界の機関投資家のレベルで資産運用を語れるようになるのが、私たち証券アナリストです。
「本物の情報」を活かしたアドバイスをあなたに
私のように、証券アナリストでありながら独立して活動する者は、外資系ファンドの動きと個人投資家の距離を縮める翻訳者のような存在であるべきだと思っています。
YouTubeでよく取り上げられる「eMAXIS Slim S&P500」や「オルカン」は、確かに低コストで手堅い選択肢ですが、それが“ベスト”とは限りません。
市場の変化、世界のリスク、金利環境の変動に応じて、より柔軟に、合理的に選定していく力が必要です。
だからこそ私は、最新のグローバル情報を評価し、あなたにとって最適な投資信託を提案できる存在でありたいと考えています。
まとめ|投資は「知識×判断力×信頼」から生まれる
世界経済のスピードが加速する中、「NISA枠だからこれでいいや」といった発想はすでに危険領域に入っています。
これから資産形成を進めたい方、今の投資方法に漠然とした不安を抱えている方へ。
証券アナリストとして、あなたの資産形成を一歩先からサポートします。
YouTubeでは得られない、本物の情報と戦略を知ってください。