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ちょっと面白い経済学 ケインズ経済学と財政政策と経済効果

今日は、ケインズっていう先生のマクロ経済学

前回がミクロ経済学でしたので、今日はマクロ経済学について話そうと思います。

これを読んでいる方で、経済学部出身という方はあんまりいないでしょう。もし経済学部出身だとしても、学生時代経済学が大大大好きという方も稀でしょう。

 

今日は、経済学部以外の方でも一度は聞いたことがある「ケインズ経済学」の一部分について。

いま大学で学ぶマクロ経済学はほとんどケインズ経済学になっているはずです。

ちなみに、当のケインズさんは70年以上前に亡くなっています。

ケインズの前の学者は、モノはいくら作っても全部買ってくれると考えた

ケインズが出る前は「古典派経済学」が主流でした。

古典派経済学は、「作ったモノは全部売れる」→だから「供給サイドによって需要は決まる」という考え方でした。

それに対して、ケインズは、その反対。

「需要があって供給サイドが決まる」と考え、需要サイドに着目した考え方でした。

経済学部出身の方は、「有効需要の原理」という言葉で思い出すかもしれません。

よく聞くけど、GDPって具体的に何?

GDPという言葉はみなさんご存じだと思います。

国内総生産、です。

例えば、GDP(=国内総生産)が500兆とは。

日本国内で500兆円のモノを作った→500兆円の需要があった、と考えられます。

そして、GDPを需要側から見ると、GDP=「消費+投資+政府支出」に分解できます。

消費も、投資も、政府支出も全部需要だと思ってください。

で、先ほども言ったように、ケインズはこの「消費+投資+政府支出」を増やせばGDPは上がると考えました。

簡単な例で、経済効果を計算しましょう

ちなみに、財政政策ってよく言うじゃないですか。

これから出す問題で少し有効需要の原理を理解してみてください。

 

問題)財政政策として、政府が高速道路を作るのに10兆円出したら、どれだけGDPが増える(経済効果)と思いますか。

 

前提)消費:GDPのうち80%が消費に回る経済を想定←これ大事

 

答えは、50兆円

※10兆増えたからGDPも10兆円増える、ではないです(^^;)

解説:

財政政策で10兆円を投じると、政府支出が10兆円増えます。

となると、GDPは10兆円増えます。ここまでは当たり前。

ただ、これでは終わらない。

GDPが10兆円増えたら、二次的に、消費が(×80%=)8兆円増えます。

よって、GDPは8兆円増えます。

すると、三次的に、増えたGDPの8兆円のうち、さらに消費が(×80%=)6.4兆円増えます。

よって、GDPは6.4兆円増えます。

すると、四次的に、増えたGDPの6.4兆円のうち、さらに消費が(×80%=)5.12兆円増えます。

これが無限に繰り返されます。

 

つまり、国が10兆円と投じることによって、

10兆→8兆→6.4兆→5.12兆… といった感じで、政府が支出した10兆円が、時間をかけて消費が消費を呼び込む状態を作ります。

ちなみに、10兆→8兆→6.4兆→5.12兆… を全部足すと、50兆円になります。

数学が得意な方は、等比数列を使って、10兆円÷(1-0.8)=50兆円 と計算できたと思います。

ケインズ経済学は、これだけでは終わらない

ケインズ経済学を学ぶと、財市場、貨幣市場、利子、労働市場、失業率、物価水準という言葉が定番で出てきます。今回の話は、「財市場」について話しました。

ここに貨幣市場という考えが加わるとGDPはどう変わるのか、気が向いたらまた書きたいと思います。

次は、GDPの話が出たので、GDPについて話そうかなと思います。

 

ブログのネタが切れなくて嬉しい(^^)/

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